特別に珍しいというワケではないのですが・・・

国鉄色の189系を見かけるとついつい写真を撮ってしまいます。要は、この車両、特に国鉄色が大好きなんですよね。理由はヨク分かりません。先頭のクハ189ー508は、1975年(昭和50年)に川崎重工で作られました。元々が信越本線、碓氷峠の66.7‰をEF63形との協調運転で登坂するために製造された車両です。181系老朽化の置き換え用です。

40年間、碓氷峠の他に、どんな風景の中を走ってきたんだろう。などとボンヤリ夢想してしまうのです。

これは2013年5月に八王子駅で撮影したものです。高崎車両センターのH101or102編成かもしれません。H81編成ならこの後豊田車両センターに転出して正にM51編成になるのですが。シンボルマークが付いていませんね。

(写真・記事/住田至朗)