下り坂が多いかもしれません

次の花山駅に向かって下ってゆきます。

花山駅です。標高281m。(ー69m!)逆に花山駅から大池駅間は、1.7kmで69mを登るのですから40‰以上の急勾配を登ることになります。駅の先がまた下り坂です。

坂を登ってくる神戸電鉄3000系電車とすれ違います。

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坂の下に谷上駅です。左に北神急行が見えます。有馬線が狭軌で北神急行が標準軌なのでお互いに乗り入れは不可能です。

島式ホーム3面5線という変則的な駅。右の1・2番ホームと中央のホーム、これから入線する3番線が神戸電鉄有馬線用(狭軌)。標高244m。(ー37m)

中央ホームの4番線が北神急行のホームで向かい側なので階段を使わずに乗換ができます。この後、鈴蘭台から粟生に行って、北条鉄道で北条町を往復、粟生から鈴蘭台を経て谷上まで戻ってきて北神急行に乗る予定ですが、それは4時間以上経ってからのことです。

谷上駅を出て、さらに下ってトンネルに入ります。留置線でしょうか。神戸電鉄5000系電車4両編成が駐まっていました。

ずーっと下っている様な感じですが。

箕谷駅は標高244mなので谷上駅と同じなのです。上り下りを繰り返して元の高さにいることになります。

山の街駅。標高316m(+72m)、駅間1.7kmで72mも登った?42.3‰と言えば結構な急勾配ですが。

駅名標。20年以上前ですが、頼まれて”やきもち地蔵”を参りにこの駅で降りたことがあります。残念ながら、ほとんど記憶にも記録にも残っていません。

急勾配のトンネルの向こうに北鈴蘭台駅が見えます。前面ガラスが汚れているのが分かります。

駅の標高は346m(+30m)箕谷駅から2.6kmで102m登ったんですねぇ。

上り下りが頻繁で感覚が狂いそうです。坂の下は鈴蘭台駅。

線路が輻輳しています。

鈴蘭台駅は駅ビルを建てて橋上駅舎化の工事中でした。

駅東側から2017年10月現在の状態です。

この段階で午前11時半頃です。朝8時半に阪急甲陽園駅を出発して3時間、朝食をとっていないので流石に空腹です。というのも、今までの経由地で残念ながら駅そばを発見できませんでした。鈴蘭台駅にも駅そばはありません。仕方がないので駅近くの中華食堂で食べました。これが高くて不味い。(泣)

などとブツブツ言いながら、神戸電鉄粟生線に乗って粟生駅を目指します。【私鉄に乗ろう 24】神戸電鉄 三田線 公園都市線 有馬線 粟生線 その5 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)