日本信号は、埼玉県久喜市の同社久喜事業所内に、11月22日、安全信頼創造センターを開設する。愛称は「ANSHIN館」。

新たに建てられた吹き抜け構造2階建て建造物の1階に検証エリアやシアター、2階に展示エリアを置く。

同センターの設置目的は、「安全と信頼を深く追求し、未来へ継承する」「IoT技術による遠隔監視と高度な品質保証」「シミュレーション技術による徹底した検証」の3点。

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継承分野では、同社が培ってきた安全・信頼に関する技術に加え、産業界における安全・信頼技術を広く探索し取り込み、自社製品に反映するための研究と教育を実施。

IoT分野では、IoT技術によりフィールドで稼働する自社製品を遠隔監視し、新しい品質保証・予防保全サービスを展開。

シミュレーション分野では、現場環境を工場で再現したシミュレーションシステムを構築。総合的な製品の検証を実施する。