日田彦山線は2017年7月の九州北部豪雨によって橋梁などに甚大な被害を受けた添田〜夜明間が不通になっています

同じ九州北部豪雨で橋梁が流出し不通になっている久大本線光岡駅〜日田駅間は2018年夏の復旧が予定されています。一方、日田彦山線の添田駅〜夜明駅間はバス代行輸送が実施されていますが復旧については明確になっていません。

日田彦山線沿線復旧支援企画です

「A列車で行こう」が初めて日田彦山線を走ります。また、不通区間にある東峰村で作られる小石原焼の器にのせて添田町の人気イタリア料理店の特別メニューが提供されます。

特急「A列車で行こう」で行く日帰り日田彦山線の旅、出発日は平成29年12月21日 (木曜日)、募集人員は80名です。(最少催行人員72名)。旅行代金は、小倉駅・城野駅発で大人・こども同額の9,800円。

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主な旅行の内容は
・小倉駅~添田駅間を「A列車で行こう」の車両で往復
・車内では、添田町のレストラン「ヒシミツ」の特別料理を小石原焼の器で提供
・小石原焼は、旅行終了後持ち帰りできます
・その他、沿線の魅力がアピールされます

申込み・問い合わせ

JR九州旅行法人営業支店に電話で申込んでください。

TEL:092-474-8129 (営業時間 9:30~17:00 土日祝日はお休みです)

申込み期間:平成29年11月24日(金)〜12月8日(金) ※定員になり次第締切ます

【参考】JR九州が「日田彦山線復旧は新たに線路を敷設するのと同じくらいの費用がかかる」とする被害状況はこちらのリリースに詳しく出ています。

添田駅から北の運行区間は、かつては炭鉱の石炭を運ぶための路線でした。不通区間の添田駅〜夜明駅間は山岳地帯を通る観光路線です。特に難工事だった釈迦岳トンネル(4379m)は、国道500号・271号で時間のかかる迂回路を直線で結んでいます。日田彦山線は長閑で車窓の素晴らしいローカル線です。心から復旧を祈ります。