おでんとビールで大井川鐵道のSL列車旅を―――。

大井川鐵道は2018年1月13日~3月4日の土休日を中心とする14日間、同社の“冬の名物列車”といわれる「おでん列車」を運転。

お座敷客車(ナロ 801)をSL列車「かわね路号」に連結し、SL車内でおでんを楽しむという内容で、料金は大人1名6000円、子ども4300円。一人参加は1000円高。

ADVERTISEMENT

料金には、往路SL急行券、特別車両券(お座敷車)、金谷~千頭間往復フリーきっぷ(復路途中下車可)、手作りおでん、弁当、缶ビール・ペットボトル茶各1本(子どもはジュース1本)、保険料が含まれる。

列車は、新金谷駅11時52分発→千頭着13時09分の所要時間約1時間20分。千頭からの復路はフリー行程。

申し込み・問い合わせは大鉄観光サービスへ。また大井川鐵道は、ナロ801・蒸気暖房・持ち込みについてこう伝えている。

西武鉄道から譲受したナロ801で

おでん列車のお座敷客車には「ナロ 801」を充当する予定。1980(昭和55)年、西武鉄道から譲り受けた電車を改造して畳敷きにした車両。茶色に青帯の塗色がほかのSL客車にはない特別感をかもし出している。

蒸気暖房であったか

客車内はSL列車の“冬の風物詩”といわれる「蒸気暖房」を活用。蒸気暖房は、蒸気機関車で発生した蒸気を車内にまわす仕組みで、エアコン空調のように空気が乾燥することもなく、ほんわかとやわらかい暖気に。

酒や肴も持ち込みOK

おでんなどの基本的な食材は参加費に含まれているほか、参加者たちで好みの酒や肴も持ち込みOK。移り行く景色や汽笛の音とともに、特別な時間を過ごしてみて。