3両固定編成を併結し、浅草と日光・鬼怒川などを結ぶ特急列車として登場した、東武鉄道500系リバティ。

200系スペーシアなどと違ったコンセプトを打ち出し、ビジネス利用も見込み「車内販売なし」で走ってきたが、登場から半年で新たな展開を見せ始めた。

東武鉄道は、500系リバティ車内で12月28日から車内販売を一部で開始する。

ADVERTISEMENT

車内販売を始める列車は、リバティけごん11号(浅草駅9:00発:下今市までリバティ会津111号と併結)、リバティけごん17号(浅草11:00発:下今市までリバティ会津117号と併結)、リバティけごん28号(東武日光駅12時22分発:下今市からリバティ会津128号と併結)、リバティけごん32号(東武日光駅14時23分発:下今市からリバティ会津132号と併結)の4本。

車内販売導入区間は浅草~東武日光間。販売商品はビールやソフトドリンク、スナック類など。

ワゴンでの移動販売はなく、固定位置での“立ち売り”。下り列車は5号車で、上り列車は2号車で販売。「今後の需要を見て、リバティへの車内販売の導入拡大や、移動販売への移行も検討している」という。


(写真は200系スペーシアの車内販売コーナー)