浜松町と羽田空港を結ぶ、空港アクセス鉄道「東京モノレール」。

その天王洲アイル~大井競馬場間で、首都高速の更新工事が見える。

京浜運河の上で首都高1号羽田線と東京モノレールが並走するこの区間は、首都高側を行くクルマからはモノレールのダイナミックな走りが、モノレール側からは首都高速を行き交うクルマが間近に見える。

ADVERTISEMENT

この区間を含む、首都高1号羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部はいま、大規模更新工事のまっただなか。

1963(昭和38)年に開通してから50年以上が経ち、構造物の更新(造り替え)に迫られ、上り線から取り壊し、新たな道につくりかえている。

モノレールからは、迂回路(仮線)を行く上り線(都心方面)のクルマが見える。

一見、「新しい道がすでにできてる」と思ってしまうけど、これは仮線。

もとあった上り線の敷地に、新しい道ができあがると、この仮線は撤去される。

10年かけて更新される首都高1号羽田線 東品川桟橋・鮫洲埋立部。そのダイナミックで緻密な工事は、モノレールの車窓から、一気に観察できる。