中環駅のホームに辿り着く前、香港駅からつながる地下通路。

途中でひとショッピング済ませられそうなくらい、それなりにお店があります。

そこで見覚えのある無印良品の文字を発見しました。

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これはあくまでも序章で、香港の街中には本当に日本語が溢れていました。

こんなに日本が浸透しているとは知らなかったので驚きです。

パッケージはさすがに香港仕様なのでは?と思ったところ、ガッツリ日本語のままでした。

海外とはいえ、こんなに身近に日本のモノがあるなら、普通に住めるなとすら思いました。

さらに歩いていくと、こんなお店も。

めくるめく、おかしらんど、いとおかし。

売っているものも日本で見慣れているものがちらほら。

5時間のフライトもあったし、約10時間誰とも話さないままで心が疲れてきたところ。

「(あっ…タツヤじゃん…!)」

吐息とともに漏れる、声にならない声。

「(タツヤ元気してた?…え、アタシ?ひとりだよ。…タツヤは?)」

数十年ぶりに初恋の人に再会したような感覚に陥る。

「(…そうだよね、タツヤは忙しいよね。…アタシ、もう行かなきゃ!)」

タツヤなんて呼んだこともないのに。

完全に日本へのサウダージをこじらせた独り言妄想女でした。

でも、来たことない海外、ひとり旅で、知ってる顔を見るだけで安心するもんです。

(藤原竜也さん大変失礼いたしました。)

隣にあった、骨折という物騒なワードと愉快な淑女のコラボも気になりました…。

「骨折イェイ!」なんてギャグが飛び出してきそうな勢い。

こんな感じで海外旅行で現地ならではの広告を見るのも、楽しいですよね。

さてさて、鉄道コラムなのに脱線しすぎてすみません!

いい加減、鉄道コラムなんだから車両の写真くらい載せたら?という声が聞こえそう。

次回、乗車します!ゴーゴー!
 
 
 
――――それではいつもの「旅にこの1曲」のコーナー!

Seu Jorge 『Japonesa』

“海外で見る日本”から連想して、ここでセウ・ジョルジのヤキソバ・ファンク。
リリース当時、日本でも結構話題になりましたよね!
作詞作曲はGabriel Mouraというアーティストで、彼のバージョンもかっこいいんですよ。

noriji