国土交通省 北海道運輸局が公表したデータには、札沼線 北海道医療大学~新十津川の間の赤字規模が記されていた。

<JR北海道、札沼線 北海道医療大学~新十津川 廃止へ>

北海道医療大学~新十津川の間は営業キロ47.6km。1日の列車本数は15本(上り7本、下り8本)。

2017年の輸送密度は57人/日。営業費用は3億2900万円で、営業収入は1500万円。年間で3億1400万円の赤字を出していた。

沿線自治体の当別町、月形町、浦臼町、新十津川町では、人口減少もとまらない。

昭和62年と平成29年の人口を比べると、微増(101%)は当別町のみ。

浦臼町は57%、月形町は64%、新十津川町75%だった。