冷たい雨、ガコガコガコガコ電車
きょう、都心は冷たい雨。
E231系山手線に乗ると、ホームにつける前、ガコガコガコガコ……。
小刻みに振動しながらやっと止まる。
このガコガコガコガコという音と振動は、クルマについているアンチロックブレーキシステム(ABS:Antilock Brake System)と同じ装置のしわざ。
雨滴で濡れたレールの上で車輪が制動すると、スリップ(滑走)が発生する。
スリップするということは、車輪がロック(無回転)している状態にある。
このスリップ(ロック)が発生した瞬間、車輪のロックを小刻みに解除し、車輪をゆるくまわしながら、ブレーキを入れていく。これがABSの役目。
きょうは冷たい雨が続くみたい。
最近の電車に乗ったら、このガコガコガコガコ……という動きを感じてみて。
E235系は、このガコガコガコガコ……もだいぶやわらかくなったかも。これも進化かな。