新鹿沼駅のホーム3番線に入ります。

駅名標。1929年(昭和4年)4月に杉戸(現・東武動物公園)駅からこの駅まで日光線が開業。7月には新鹿沼駅から下今市駅まで開業します。エレベーターがあってバリアフリー化されています。軽くない荷物持ってウロウロしている腰痛持ちには、バリアフリー化されている駅はマジありがたいんです。

2015年(平成27年)の台風で新鹿沼と北鹿沼間で路盤が流出、下今市まで不通になったことがあります。写真が路盤流出の現場かどうかは未詳ですが。

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3.0kmで北鹿沼駅。左カーブにホームが設置されています。

やはりホームを上手く撮れません。1931年(昭和6年)開業。平均乗車人員が169人/日。

山々が近づいてきます。

5.1kmで板荷駅。

島式ホーム1面、手前の渡り線は使われていない様です。ホーム手前中央がかつてのホームの痕跡かな。2006年(平成18年)にホームを4両から6両編成に対応するホーム改修が行われ、それ以前は通過線に使われていた外側の線が使われたのでホームが無闇に広い!ホーム手前で車止めのある不思議な側線が元のホームに沿っていた線ですね。

駅名標。航空写真を見ても駅周辺に人家があまりないのです。駅の北2kmくらいに板荷地区の中心がありました。平均乗車人員は、73人/日(2017年)と東武鉄道全駅の中でも最少です。1929年(昭和4年)開業。

駅舎。乗降人員が少ないのですが有人駅。切符は駅員さんがいる時間帯(9:00〜12:00 13:00〜16:15)は手書きで発行してくれるそうです。珍しいので時間があったら買ってみたかった。

航空写真を見ると板荷駅辺りから周囲は完全に山地になります。下今市駅の周辺は開けていますが盆地という感じです。

では、【私鉄に乗ろう 81】東武鉄道 その22 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)