新観光列車「はなあかり」10月5日デビュー!敦賀~城崎温泉間を5時間かけて結ぶ旅 北陸新幹線から乗り継ぐのも面白そう
JR西日本は21日、新たな観光列車「はなあかり」の運転計画やサービス内容を発表しました。
「はなあかり」は特急「はまかぜ」に使用されるキハ189系を観光用に改造した車両です。デザインは「WEST EXPRESS 銀河」で知られるイチバンセンの川西康之さんが担当しました。
「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」をコンセプトに西日本各地を運行する予定となっていますが、その第1弾として今秋の「北陸デスティネーションキャンペーン」にあわせ、敦賀発城崎温泉行きの行程が設定されます。運行ダイヤは次の通りです。
◆運行ダイヤ
デビューは2024年10月5日(土)で、12月22日(日)までの土日に運行。敦賀~城崎温泉間では、小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道 宮舞線・宮豊線、山陰本線を経由します。
運賃・料金は、スーペリアグリーンが12,840円、グリーン車指定席が10,640円(敦賀~城崎温泉、片道、通常期、大人1名あたりの値段)。きっぷは全国の駅のみどりの窓口や主な旅行会社窓口、JR西日本インターネット予約「e5489」で発売します。
グリーン車指定席は「e5489」のチケットレスサービスも導入しますが、グリーン車ボックス席(2名用・4名用)およびスーペリアグリーン車の予約(購入)はできません。販売は2024年9月5日(木)10時からですが、主な旅行会社窓口でのグリーン車ボックス席(2名用・4名用)・スーペリアグリーン車の取り扱いは10月5日(土)からとなります。
また、日本旅行から観光列車「はなあかり」のきっぷと「旬のお弁当」や「和菓子・スイーツ」などの特別なおもてなしをセットにした旅行商品も販売される予定です。詳細は2024年9月2日(月)11時に日本旅行の「西の日キャンペーン」ページにて発表予定。
食事は観光ナビ「tabiwa by WESTER」で販売
車内ではお食事のサービスも提供します。下り敦賀→城崎温泉間では若狭 町家弁当&スイーツセット(お茶付)、上り列車では丹後晩秋弁当&スイーツセット(お茶付)を提供。お値段は前者が3,500円、後者が3,900円で、観光ナビ「tabiwa by WESTER」で販売します。
ただし購入できるのは利用日の1ヶ月前10時から4日前までとなっておりますので、席を押さえたらなるべく早めに予約を済ませた方が良いでしょう。提供時は、車内でアテンダントへ「tabiwa by WESTER」のチケット利用画面を見せればOKです。
その他にもご当地ならではのお酒やおつまみ、お土産を車内アテンダントが販売する予定です。また、停車駅ではご当地でのおもてなしとして特産品の販売や地酒の試飲、ノベルティのプレゼントなどが予定されています。
いよいよ走り出す新観光列車「はなあかり」。下りの敦賀発は10:40ですから、ちょっと早起きして頑張れば関東方面から北陸新幹線で敦賀へ行き、「はなあかり」に乗り継ぐ旅も出来そうですね。
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