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日本で最も長い時間をかけて運転される定期普通列車としてJR北海道根室本線滝川発ー釧路行の2429Dはとても有名な列車だ。何しろ2014年7月30日に筆者が乗ったときにはこんな「完全乗車証明書」がもらえたのだ。
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「完全乗車証明書」の裏面。
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しかし、この3月に北海道新幹線が開業してダイヤ改正が行われ2429Dは滝川発15:27新得着18:10の列車になってしまった・・・。

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うっそー!

と思ったら新たに2427Dが滝川発09:40で釧路着18:01という列車だった。

2427Dの乗車時間は8時間21分。かつての2429Dは09:37発で釧路着が18:03だったので乗車時間はこちらの方が5分長かった!(個人的にはカナリだいじ)

いずれにしても優等列車との交換。
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貨物列車との交換。
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もちろん普通列車との交換。
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・・・などたっぷり1時間以上は停車しているのだ。

ところで根室本線と言えば通る度に写真を撮ってしまうのが常豊信号所。一度も旅客扱いをしていないにも係わらず駅名標があるという極めて珍しい信号所である。駅名標には「かみあつない」常豊「うらほろ」と表記されている。しかも国鉄時代に作られた駅名標がJR北海道になって新しく作り替えられたというからJR北海道もなかなか気が利いている。奥に写っているのは保線詰所。
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しかし、浦幌の駅名標には隣の駅は上厚内となっている。
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もちろん上厚内の駅名標では隣の駅は浦幌だ。
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根室本線に乗れば常豊信号所で列車交換待ちをする場合が多いのでぜひ滅多に見られない奇妙な駅名標を気にしてみてください。

写真は全て2014年7月30日に撮影したものです。