成田(NRT)からデトロイト空港(DTW)まで11時間40分、デトロイトからジョン・F・ケネディ空港(JFK)まで2時間。15時間以上をかけてニューヨークへむかった3月出張。

時差ボケと食時間の大幅乱れでフラフラの日本人を乗せたボンバルディア CRJ 900 NextGen(DL3479便)は、定時どおりにデトロイトを飛び立った。

これまで、デルタ航空 DL0276便 エアバスA350-900 でアラスカ上空をこえ、3度のデルタ空ごはんを体験して、1時間しかないデトロイト空港内をかけ足で移動し、最新の大きな機材から、2+2列のリージョナルジェットに乗り換え。2時間のフライト。

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デトロイト空港も雨。1万メートル上空へのぼると、眼下は一面の雲。CRJ900機内はスーツのビジネス客、男女のツアー客が目立つ。席はほぼ埋まっている。キャビンクルーは男性1名、女性1名。この日は女性クルーがほとんどアナウンスしていた。

小さな機材なのに、2人のクルーは立派なギャレーを転がしてきて「なに飲む?」とくる。コークのカップが空になったころ、スッと機種が下がる。厚い雲の層から抜けると、車窓にグレーの海面が見えてくる。

やっと、15時間かけて、ニューヨークに、ついた感。ここからは、ジョン・F・ケネディ空港 Terminal 4 につくまでの、右側座席から見えたニューヨーク郊外の風景を。

ロングアイランドを見ながら着陸

ボンバルディア CRJ 900 NextGen(DL3479便)は、グレートサウス湾に浮かぶ、ファイアーアイランド(Fire Island)を眼下に見て左旋回。ファイアーアイランドの西に位置するジョーンズビーチアイランド(Jones Beach Island)、オーシャンパークウェイ、湾を横切るグレートサウスベイブリッジ、ベルモント競馬場(Belmont Park)、アイゼンハワーパーク(Eisenhower Park)など、ヘンプステッド(Hempstead)地区上空をかすめ、最終進路を左とって南へ向けて、着陸。

このあと、ジョン・F・ケネディ空港 Terminal 4 からエアトレインでジャマイカ駅へ、そこからニューヨーク市地下鉄E線で仕事相手が待つマンハッタンへむかう醜態は、またこんど。