※2016年8月1日撮影

5.0kmで薩摩高城(さつまたき)駅。

相対式ホーム2面2線、列車交換が無い時は1番線(山側)に入線します。

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2番線ホームの向こうには砂防林。

駅名標。実は、学生時代の1978年(昭和53年)、3月に買ってもらったばかりのGOLF1でこの駅に来たことがあります。記憶では、ホームのすぐ横が海水浴場でした。駅舎はなく単式のホームがありました。すぐ横の湯田口海岸はとても綺麗なビーチで記憶にも鮮明。

※2016年8月1日撮影

八代までの間に仲良くなった世代の近い運転士さんのお話しでは「海底を強い潮が沖に向かって流れていて、自分が子供の頃から何人も溺れて死んだ人がいて、ずいぶん前から遊泳禁止になっていますね」とのこと。1978年の写真はあるのですが、当時はモノクロ、コダック・トライエックスの長巻き(400フィート)を自分でパトローネに詰めて撮影していました。D76で現像して紙焼きも自分でやっていましたね。デジカメ時代の現在とは比較になりませんが、それでも大量に撮影していました。いつも持ち歩いていたのは小さな1眼レフ(NIKON FM)、マニュアル機ですよ。スキャナーを使わなくなって久しいので写真がスキャンできないのです。

2016年7月に来た時は列車交換したので2番線ホームに入線しています。写真右上の国道沿いにあった旅館は、2018年3月時点では取り壊していました。

※2016年8月1日撮影

国道3号線が鉄道よりも海側に移ります。

3月なので緑ではありませんが、南国ムードです。

2.7kmで西方駅。西方海水浴場があるので夏場は凄く混み合います。(運転士さん・談)

単式ホームと島式ホームの2面3線だった様ですが、今は真ん中の線路が撤去されて2面2線です。

駅名標。簡易待合室があります。タクシーが居ますが常時客待ちをしているのかな。

保線用の側線がありました。

次回【私鉄に乗ろう 57】肥薩おれんじ鉄道 その4 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)