※2016年8月1日撮影

駅名標。最初に見た時は”一文字駅名”が好きなこともあって、一人で盛り上がりました。袋は駅所在地名です。左に見える錆びた駅名標風の「グリーンスポーツみなまた」は米ノ津のホームにもありました。一瞬、古い駅名標かと思ってしまいますね。

簡易駅舎は旧国鉄熊本鉄道管理局管内の標準なのだそうです。

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いきなり眼下に海が広がりました。水俣の海でしょうか。

5.8kmで水俣駅。1978年(昭和53年)に水天荘という妙に民間っぽい国民宿舎に泊まったことを思い出します。値段を勘案すれば、夕食も温泉も良かったなぁ。

駅名標。1970年代の水俣病騒動が記憶にあるので水俣という地名には特別な印象があります。1978年にはチッソ正門で写真を撮っています。

この複線に収束する複雑な線形。好きですねぇ。

九州新幹線の下をくぐって、

3.8kmで、左の新幹線の新水俣駅に無理矢理接続する新水俣駅。旧国鉄時代1968年(昭和43年に初野信号場として開設された場所です。

島式ホーム1面2線です。理由は分かりませんが、貨物列車も通過するというのに、ホームが異様に狭い!

次回【私鉄に乗ろう 57】肥薩おれんじ鉄道 その11 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)