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JR東日本千葉支社は「ニューなのはな」車両を利用して千葉県内を一日乗りつくす旅行商品を二つ発売する。

①主催団体『ありがとうニューなのはな 北総乗りつくしの旅』

何と言っても新金貨物線8.9kmを走るというのが①の旅行商品の目玉。新金線は小岩駅と金町駅間を走る総武本線の貨物支線。
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関東大震災まで総武線は隅田川を渡る鉄橋がなく両国が始発駅だった。それ故、千葉から運ばれる貨物は両国で荷馬車や船に積み替える必要があり物流のネックとなっていた。

そこで1920年(大正9年)に総武線新小岩信号場と常磐線金町を結ぶ貨物専用線が作られた。これが新金貨物線である。

関東大震災後、総武線は中央線お茶の水駅まで延伸されたが秋葉原駅前後が電車列車のみの通行を前提にした33‰の急勾配で敷設されたためその後も新金線は使われ続けているというわけだ。

②主催団体『ありがとうニューなのはな 南房総乗りつくしの旅』

こちらの目玉はふだん優等列車の運転されない東金線13.8kmを通ることだろう。

外房線大網駅と総武線成東駅を結ぶ東金線は6両が最大編成のため、混雑時に10~15両を基本編成とする外房線(千葉駅~大網駅)列車は入線できない。東金線は日中1時間に1本程度の運行本数ののんびりした路線。

旅行商品の概要

①主催団体『ありがとうニューなのはな 北総乗りつくしの旅』

旅行期日:2016年8月27日(土)

募集人員:140名

旅行代金(予定):両国駅発着 おとな8、800円 こども7、200円
※昼食(記念掛紙付弁当)、乗車記念グッズ車掌行路表(レプリカ)が代金に含まれる

旅行内容:新金貨物線を通行
     銚子駅にて列車側面の「行き先表示器」(横サボ)を回覧

行程:北総(匝瑳市、銚子市)地域を経由、新金線を走行

②主催団体『ありがとうニューなのはな 南房総乗りつくしの旅』

旅行期日:2016年8月28日(日)

募集人員:140名

旅行代金(予定):両国駅発着 おとな9、800円 こども7、800円
※昼食(記念掛紙付弁当)、乗車記念グッズ車掌行路表(レプリカ)が代金に含まれる

旅行内容:東金線を通行
     千倉駅にて列車側面の「行き先表示器」(横サボ)を回覧

行程:南房総(館山市、鴨川市)地域を経由、新金線を走行

①②共通案内

発売開始日(予定):2016年7月15日(金)14:00~

申込方法:下記びゅうプラザ限定販売
びゅうプラザ錦糸町駅 びゅうプラザ市川駅 びゅうプラザ船橋駅 びゅうプラザ津田沼駅 びゅうプラザ稲毛駅 びゅうプラザ千葉駅 びゅうプラザ新浦安駅 びゅうプラザ茂原駅 びゅうプラザ木更津駅 びゅうプラザ成田駅