成田(NRT)からデトロイト(DTW)を経由し、15時間以上かけて(JFK)へむかった3月末の出張。

デトロイトからのデルタ航空 ボンバルディア CRJ 900 NextGen(DL3479便)は、ニューヨーク ジョンFケネディ国際空港 Terminal 4 にタッチ。

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そこからエアトレインJFK(AirTrain JFK)でジャマイカ駅へ。Trucks 1&2 から 7&8 まで、5面のホームには、ロングアイランド鉄道(Long Island Rail Road)の電車や機関車が、深夜まで出入りしている。

11路線が接する一大ターミナル

ロングアイランド鉄道は、その名のとおり、ニューヨーク・マンハッタンから西へ、ロングアイランド島にむけて線路を延ばす鉄道ネットワーク。そのなかでもジャマイカ駅は、11路線が接する一大ターミナル。

この駅から、バビロン線・ベルモントパーク線・ファーロッカウェイ線・ヘンプステッド線・ロングビーチ線・モントーク線・オイスターベイ線・ポートジェファーソン線・ロンコンコマ線・ウェスト・ヘンプステッド線へと続いている。

ホーム屋根から吊るされる電光掲示板は、なつかしい電球タイプ。「EXPRESS BABYLON」や「EXPRESS PORT JEFFERSON」といった文字が光る。

電車と客車列車が混在

車両の乗り入れもおもしろい。東京メトロ 丸ノ内線のような第三軌条方式の電車と、両端に機関車をつけるプッシュプル方式の「これぞアメリカ」な客車列車が、混在する。

機関車+客車列車は、プワっというラッパのクラクションを一発、ドドドドドっとエンジン音を唸らせてゆっくり出ていく。

機関車が過ぎ去ると、コツンコツンと、なつかしい客車列車の軽い音が響く。

ホームの北側には、第三軌条方式の電車を留置できるヤードもある。

5面のホームをまたぐコンコースが貫き、その上をかまぼこ状のガラスルーフが覆う。

このコンコースからは、発着する列車をはじめ、電留線で休む電車、プラットホーム増設工事の現場、そして行き交うニューヨーカーたちの姿が見下ろせる。

ジャマイカ駅の夕方 フォト集