「どうしてこんな駅名に?」を探る 鉄道・地図のカリスマ”今尾恵介氏”による『日本全国 駅名めぐり』が刊行されます

花小金井駅のように「ふつうは地名が駅名に採用されるのに、駅名の影響力が強すぎて地名になったケース」や、「駅名についての緊迫した議論の結果、妥協の産物として生まれた駅名」「二つの駅名や地名を足したり合成して生まれた駅名」などのバラエティに富んだ駅名を、著者ならではの様々な切り口で取り上げています。

駅名や地名についての関心の高い方はもちろん、これまで興味関心の沸かなかった方々の好奇心を満たす内容が満載。鉄道や駅名に興味関心の高い方はもちろん、夏休みの旅をより一層楽しみたい方、営業や接客トークの雑学風ネタを仕込みたい方などにも、おすすめの一冊です。

書誌情報

書名 :日本全国 駅名めぐり
著者 :今尾 恵介
判型 :四六判
発行日:2018年6月13日
定価 :本体1,400円(税抜)
ISBN :978-4-8178-4482-8

今尾恵介プロフィール
『地図の遊び方』(ちくま文庫)、『地図入門』(講談社選書メチエ)、『鉄道でゆく凸凹地形の旅』(朝日新書)、『絶景鉄道 地図の旅』(集英社新書)など著書多数。『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)のシリーズ監修をつとめた。
2017年に『地図マニア 空想の旅』で斎藤茂太賞、2018年には『地図と鉄道』(洋泉社)で交通図書賞を受賞。
現在は、一般財団法人日本地図センター客員研究員、深田研ジオ鉄普及委員会委員。書店や関連イベントでのトークショー実績も多数。

駅名は同じモノがあってはいけない(切符を買う時に混乱するから)という法則がありますが、京王電鉄京王線の”府中”とJR西日本福塩線の”府中”は全く同じだったりという例外があったりもします。駅名には不思議なことがたくさんあって奥が深い!