西日本鉄道は、太宰府駅をリニューアルする。改良工事は1991年以来、27年ぶり。2018年8月に着工し同年12月の竣工をめざす。工事額は約2億6000万円。

太宰府駅は、1日約1万2千人が利用する太宰府エリアの玄関口。太宰府市の観光入込客数はインバウンドを中心に増加傾向にあり、2016年度には912万人に達した。

今回のリニューアルのコンセプトは、「町との共栄駅」。駅の内外装に太宰府の要素を散りばめ、駅についたときから太宰府の雰囲気が感じられるように仕立てる。

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新たな大宰府駅は、太宰府天満宮をイメージした朱色を採用。また、太宰府市の花である「梅」をあしらった照明や、ベンチを設置。

コンコースには太鼓橋をイメージした欄干を新設。トイレや授乳室などの駅機能の集約し、女性トイレにパウダーコーナーを新設する。

また、今回の太宰府駅リニューアルにあわせ、太宰府線の西鉄二日市駅や西鉄五条駅のホームの柱を朱色にする。