もったいないお化け は 登場できない?

2019.02.03

節分の恵方巻の売れ残りが大量に捨てられる事態に国が警告を発した、というニュースがメディアで流れています。環境省によれば「まだ食べられるのに廃棄される食品」が年間646万トン。いわゆる「食品ロス」です。

一方、FAO(国連食糧農業機関)『The State of Food Security and Nutrition in the World 2017』に拠れば、世界には飢えや栄養失調で苦しむ人が8億人以上いるのです。

「食品ロス」の課題は、平成27年9月に国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つである“つくる責任 つかう責任”(目標:12 「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」)に設定されています。2030年までに世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれるなど、近年、関心が高まっています。

H.I.S.グループのTODOKISUGIは、食品ロスの解決を目的としたクーポンアプリ「No Food Loss」を2019年2月1日(金)にリリースしました。

このアプリを使って、コンビニエンスストアや小売店から発生している「食品ロス」をディスカウント価格で購入できる新しいサービスが提供されます。

環境省によれば、各コンビニエンスストアから発生する食品廃棄量はおよそ15.7kg(1店舗1日あたり)。日本におけるコンビニエンスストア店舗数は拡大傾向にあり、2018年には55,743店舗が営業しています。このサービスで、少しでもコンビニの食品ロスを削減することが出来れば、各店舗や消費者のみならず、地球環境の保全につながる取り組みとなります。

また、購入金額の一部は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを通して、アフリカやアジアの子ども達の給食費として寄付される仕組みになっています。

最初の導入ストアは、ポプラの「生活彩家 貿易センタービル店」。サービスが2月1日から開始されます。

クーポンアプリ「No Food Loss」

販売期限や季節限定パッケージなどの理由から、まだ食べられるのにやむなく捨てられてしまう商品がクーポン形式で発行され、お得なお買い物が楽しめるアプリです。

アプリをダウンロードしたユーザーに、近隣店舗の「食品ロス」情報が通知され、直接該当の店舗でクーポンを認証させることで、商品を購入することが出来ます。事前の決済や支払い方法に制限はなく、誰でもクーポンを利用することが出来ます。 また、購入金額の一部が寄付されることで、ユーザーは、毎日のお買い物がお得になるだけでなく、ちょっとした社会貢献も同時に行う事が出来ます。

捨てられる前にディスカウント価格で購入できれば、借品ロスを減らすと同時に「サイフにやさしい」というメリットもあります。おまけにアジアやアフリカの子供たちの給食費援助にもなるなんて、文句ない仕組みです。全国5万5千軒以上あるコンビニエンスストアの全てでこの「No Food Loss」が使える様になれば、食品ロスの減量に大きな力を発揮しそうですね。

こちらの記事もオススメです