「こ、こんなにクルマの話で盛り上がっている男女たちっていったい……!?」

そんな印象さえも感じてしまうパーティーが、東京・渋谷の cafe 1886 at Bosch で行われた。クルマが売れない時代に、なんだこの盛り上がりは……。

集まった70人の共通点は、個人間カーシェアサービス Anyca(エニカ https://anyca.net/)の会員という点。

個人間カーシェアリングサービスというトレンド

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Anycaは、「乗ってみたいクルマがみつかる」「料金が安い」というドライバー(クルマを利用する人)と、「自分の保有するクルマの魅力を伝えたい」「乗らない時間に人にシェアをして収入を得たい」というオーナーをマッチングする個人間カーシェアリングサービス。

手がけるのは、DeNA(ディー・エヌ・エー)。同社は、この個人間カーシェア Anyca の会員向けに、こうした交流イベントを月イチで展開。

「アプリのチャットなどで綿密にコミュニケーションをとってシェアするうえに、こうしたパーティーで、ドライバー・オーナーの、想いや気持ちが互いによくわかる」と参加者。

このAnyca会員の交流パーティーで驚くのが、想像以上に女性の参加者が多いことと、ひたすらクルマのことで熱く語っている点。

憧れるクルマを所有する人のリアルな声を聞きたい

まだまだ男性の比率が多いけど、女性参加者たちは、「自分が保有するクルマのことを話す場や相手がいない」「乗りたいクルマ、購入したいクルマについて、販売店ではなく、所有者たちのリアルな声を聞いてみたい」といった気持ちでパーティーに参加するんだって。

この日も、「BMW5シリーズ保有」と名札に記した女性は、BMW好きなオーナー、ドライバーが輪になり、アルコールを片手に過熱トーク。

ビールもごちそうもいろいろあるというのに、そっちのけでクルマ談義に盛り上がるシーンに、やや驚きを隠せない。

クルマ好きなAnyca男女の熱いトークがとまらない

この日の会場は、BOSCHの国内本社機能が入るビルのカフェで実施。BOSCHも「こんな珍しいのを置いてるから見てみて」と得意のインテグレーテッドコネクティビティクラスターなどを装備したBRP社のCan-Am Spyder(3輪トライク)を披露。

クルマ好きなAnyca男女もそのまわりに群がり、またもクルマトーク過熱……。

クルマを持つ人、憧れる人、利用する人の、熱い夜を目の当たりにし、こちらも世界中のクルマにまた乗りたくなってきた。