のりば番号は無い【私鉄に乗ろう93】山陽電車 その3

2019.09.09

山陽電車はJR山陽本線よりも海側を走っています。実際に乗るまでは、ボンヤリと海際を走るのかな、というイメージでしたが、地図で確かめると海岸線までは1km以上離れています。この部分は西北に向かっているので、正面に見える山は京見山かな。名前からすると、山から京都が見えたのでしょうか。マサカね。

カーブして西に方角を変えます。海寄りに向かう感じではあります。盛り土から高架線になります。

ちょっと都会的な光景の中をモダンな高架線で進みます。でも単線というのが何とも不思議な感じなのです。遠くに見える山々は相生辺りでしょうか。中国地方って山陽新幹線に乗ると分かる様に山がちでトンネルだらけなのです。

筆者は、のっぺりした杉並区や世田谷区あたりで育って、今も実家は中央線の武蔵小金井なので、山々を眼にする機会なんてほとんどなかったのです。井の頭線や中央線に乗っても、地平線まで住宅の屋根とアパート、マンションしか見えませんから。三浦半島に転居して、毎日低い山々を見て暮らすようになりましたが、これがなかなか新鮮です。トンビもピーヒョロロ路と鳴きながら飛んでるし。初めて身辺に季節感を覚える景色があるのです。

そーいう意味では、平均的な風景としてはこちらの方が望ましいワケでしょうか。

飾磨駅から2.4kmで西飾磨駅。列車交換ができる様に駅の部分では複線になります。相対式ホーム2面2線。

山陽電車では珍しい高架駅です。駅を過ぎるとすぐに単線に戻っちゃいます。

駅名標。1940年(昭和15年)開業。1987年(昭和62年)に高架化されています。撮影したのは上りホームの駅名標なので後に中国山地が見えます。山裾まで住宅が並んでいました。

下り山陽網干方面ホーム。乗り場番号は無い様です。乗り降りもありません。午前中の中途半端な時間帯を狙って(空いている方が何かと動きやすいのです)いるからですね。

しばらく停まっているなぁ、と感じていたら、上り列車と交換しました。

周辺はホントに住宅が多いです。神戸・大阪への通勤圏になるのでしょうか。でもちょっと遠いかな。

高架を降りて夢前川を渡ります。

子供の頃から、大阪というか阪神間に来ると川が多いなぁと思っていました。東京の西の方で育ったので多摩川を除けば、あまり川は流れていなかったのです。井の頭線には川を渡る橋梁はありません。京王線にも多摩川くらいなのです。もちろん長じて、東京の東側の隅田川、荒川などを総武線などで渡る様になりましたが、やはり関東よりも関西の方が鉄道に橋梁が多いという先入観があります。

では、【私鉄に乗ろう93】山陽電車 その4 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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