丸紅は、フィリピン建設大手 D.M.Consunji Inc.(DMCI)と共同で、マニラLRT2号線の東延伸案件(4km、2駅)をフィリピン運輸省から受注。

受注額は約69億円。

丸紅はコンソーシアムリーダーとして、マニラLRT2号線東延伸案件全体の履行管理、鉄道システム(信号・通信・変配電)一式の納入を担当。

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DMCIは、鉄道システム一式の据付、軌道の納入、工事を担当。

また、なおマニラLRT2号線東延伸区間の高架橋・駅舎(Emerald駅、Masinag駅)の建設は、DMCIが受注し、完工間近。

マニラLRT2号線東延伸区間は、日本政府の円借款432億円が供与される「首都圏大量旅客輸送システム拡張事業」の一環。

マニラ首都圏で深刻化する道路混雑の緩和、大気汚染の削減、気候変動対策の取り組みに貢献する。

既設のLRT2号線建設案件は、マニラ首都圏を東西に走る13.8km、11駅の高架鉄道。

2000年に丸紅が車両、軌道を含む鉄道システムパッケージを受注し、2004年に工事を完了させている。