何と東京都区内から北海道に新幹線で行って、5日間、道内の特急列車以下何でも自由に乗る事が出来て、また新幹線で北海道から戻って26000円という安さにノックアウトされた。座席指定券は6回まで使える。

大人の休日倶楽部パスは購入時に使用日、連続する5日間を決定する必要がある。私は9月3日から5日間で購入した。しかし、その時点(8月10日)で北海道に行く新幹線(はやぶさ1号 全席指定)は満席。仕方なく「立ち席」特急券を発行してもらった。

ところが、その後、台風が2つも北海道を襲い、新函館北斗から函館間は動いているが、長万部方面、札幌方面が倒木で不通という状態で今朝6時32分発のはやぶさ1号に乗った。

最初に作った予定表では3日に増毛まで行くのだが。この時点で不可能。上川〜白滝間も不通。なる様にしかならない、と開き直ったが、まいったなぁ。

はやぶさは、秋田に行くこまちと連結されているが、盛岡で切り離される。

初めて見たが、自動的に連結器が離れてスルスルとこまちは秋田に向かって行った。
はやぶさ・こまち切り離し

はやぶさ・こまち切り離し

image

はやぶさ1号は本当に満席、4時間半のほとんどを立って10:58、新函館北斗に降り立った。

駅の横に田んぼアートがあった。
新函館北斗田んぼアート

もちろん駅舎は新しい。
新函館北斗

その時点で新函館北斗発16:55発の特急が最初の札幌方面行と発表されていたので、とりあえずそれを待つ事にするが11時過ぎの段階で指定席は売切れ。9両編成で自由席は3両しかない。

函館始発の特急なので自由席に潜り込むために函館に移動する。大人の休日倶楽部パスは乗降り自由で便利だ。函館ライナーで電化された線路を函館に向かう。
函館ライナー

で、時間をつぶすにも函館駅の周辺はお土産屋とか観光客目当ての店しかない。相当探して駅から少し離れた寂しい通りに昭和レトロな喫茶店を発見して入る。
路面電車

実はそこで新函館北斗に重大な忘れ物をした事に気付き、探しに戻った。函館ライナーはほぼ30分おきに運行している。失くした物は幸い出てきた、ホッとして昭和レトロな喫茶店に戻ったのが15時半。特急の発車30分前にホームに行くと自由席は既に通路まで人が溢れていて乗り込む余地がない。ホントに朝の山手線状態。
特急スーパー北斗

臨時特急が運転されるという放送があり、16:44と9分後の発車。3号車のグリーン車以外は自由席の7両編成。これにどうにか座ることが出来た。
臨時特急

札幌に20:37着。21:00発のスーパーカムイ31号で深川に22:05。増毛の宿は理由を話してキャンセルしてもらった。深川の唯一のホテルが取れた。