天竜浜名湖鉄道「洗って!回って!列車でGO!」を体験してきました!【その1】
天竜浜名湖鉄道で静岡デスティネーションキャンペーン中に行われている「洗って!回って!列車でGO!」を体験してきました!
天竜浜名湖鉄道(以下、天浜線)は静岡県掛川市の掛川駅から、浜松市天竜区の天竜二俣駅を経て、湖西市の新所原駅に至るローカル線。旧国鉄の特定地方交通線であった二俣線を引き継いだ路線です。元々は戦争時の迂回線として作られたそう。全長67.7kmを2時間程かけてゆっくり進みます。
体験の舞台となるのは天竜二俣駅。昭和15年に建てられた木造建築の駅舎は登録有形文化財に指定され、全て開業当時のものが残っています。天浜線では他にも35の施設が国の登録有形文化財に指定されており、昭和15年開業当時の趣がそのまま残っている歴史ある路線です。
駅舎にはたくさんの天浜線グッズが販売されています。
天浜線の代表取締役社長、長谷川寛彦様もいらっしゃいました。気さくでとても優しい方で、天竜二俣駅を案内してくださいました。
登録有形文化財のプラットホームへ向かいます。ホームの柱には古レールが転用され、最も古いものは1911年にアメリカのカーネギー製鋼会社で作られたレールです。
よく見ると薄っすら「CARNEGIE」の文字が刻印されていました。皆さんも探してみてください!
お茶の葉とみかんをイメージしたカラーと東海道線で親しみのある湘南色のラッピング列車『Re+(リ・プラス)』に乗り込み、いよいよ洗車体験です!構内を走り、洗車機へ真っ直ぐに前進します。両側で回る巨大なブラシの間を通り抜ける瞬間は迫力があります!
ピカピカに洗浄された車両は転車台へ。機関車転車台は蒸気機関車の進行方向を転換させるために造られた回転式の設備です。鉄製で直径約18mに及び、建設当時は手動にて回転させていたようです(現在は電動)。
取材のため、いつもより多く回って頂きました!大きな車体が回転するのは大迫力!!鉄道好きではない方も一緒に楽しめますね。
その2(https://tetsudo-ch.com/7783468.html)へつづく。。
天浜線の詳細はこちら
➡︎ https://www.tenhama.co.jp/
静岡デスティネーションキャンペーンの詳細はこちら
➡︎ https://hellonavi.jp/dc/index.html
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鉄道チャンネルMC:柏原美紀