JR東日本秋田支社 交流蓄電池電車「EV-E801系」来春デビューに向けて12月から秋田地区で評価・検証作業
※写真はJR東日本秋田支社ホームページより
JR東日本秋田支社は交流蓄電池電車「EV-E801系」2両1編成を来春男鹿線で営業運行させるために12月半ばから秋田地区で耐寒耐雪対応の性能評価や技術的検証を行う。
JR東日本では既に烏山線で「EV-E301系」電車を2014年から運用している。こちらは一般型直流用蓄電池駆動電車で2015年に「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した。烏山線の線区の長さに適合する蓄電池が搭載されている。
「EV-E801系」も電化区間は通常の電車と同様に架線からの電力で走行する。非電化区間は蓄電池からの電力を使用。男鹿駅では専用充電設備から蓄電池に蓄電される。非電化区間の最高速度は85km/hとされる。実際に運用される非電化の追分〜男鹿間での運転速度はどうなのだろう。
※写真はJR東日本秋田支社ホームページより
既出のイラスト・イメージ。「EV-E301系」が採用しているE233系ユニバーサルデザインでバリアフリーの向上が図られたインテリア。オールロングシート、「EV-E301系」にはないトイレが設置されている。
※写真はJR東日本秋田支社ホームページより
老朽化が進行する大量のキハ40系を代替する新しい勢力になるのか楽しみだ。