生理不機嫌予報、うんこ分析、車いす最適ルート! IoTとブロックチェーンで「データを民主化」Jasmy IDEATHON 7/27開催!

2019.07.27

「生理データを使った不調&不機嫌予報」
「個人うんこデータをブロックチェーンで共有」
「車いすユーザが知る段差のない最適ルートを共有」

個人データを、本来の持つべき個人の手に再び取り戻し、セキュアに分散管理する「データの民主化」。

そんな「データの民主化」を、IoTとブロックチェーンの組み合わせで実現をめざすジャスミーは、7月27日、「IoT×ブロックチェーンで未来ビジネスを創出する」をテーマにした「ジャスミー アイデアソン」(Jasmy IDEATHON Vol.01)を都内で開催。

学生や若手エンジニア、経営者など、30人以上が参加し、「データの民主化」で実現させたいプロジェクトを、アイデア創発、アイデアスケッチ、リーンキャンバス作成(ビジネスプラン設計)、プレゼンテーションという順で挑んだ。

彼らの渾身の力作、描きたい近未来のシーンは、こうだ。

生理不機嫌予報に会話スコア化……!?

今回のアイデアソン、みんなで評価した結果、こんなアイデアが注目された。

(女性)「女性が抱える生理データを活用し、不調&不機嫌な予報をシェア。『今週は体調悪そう』『不機嫌モードが多そう』という情報を家族や彼氏、学校、会社と共有し、業務の効率化・人間関係向上をめざす」

(男性)「会話のスコア化。会話で気分が良くなったか、伝えたいことを伝えられたか、聞きたいことが聞けたか、意外な気づきがあったかなど、心拍数の上がり具合や体温の変化などで数値化。会話によって新たな気づきがあったかなどを可視化。友人同士や仲間たち、仕事関係などで円満にできるように。初対面の2人にも有効」

(男性)「車いすルートの最適ルートを共有。車いす利用者は段差がない道を知っている。それらを互いに共有し、段差がないルートに新たな商圏を生むチャンスも。セグウェイのようなモビリティに段差のないルートを提案できるようになる」

(男性)子どもを叱るときやしつけを、もっと安全・安心に。同じ世代の子どもを持つ人、育て方で共感する人たちとデータ共有。叱り方のコツをデータ共有する」

(男性)「うんこデータを集積して、医療機関やトイレメーカーなどと共有。健康メニューや快適BGMなどを提供してくれる仕組み」

―――会場には、日本人唯一のW3Cボードメンバー 岸上順一 室蘭工業大学教授や、現代芸術家・デザイナー長谷川愛 東京大学特任研究員がゲスト登壇。ジャスミー 佐藤一雅 代表取締役社長とともに、今回のこうしたおもしろいアイデアについてこうコメントした。

「人の優しさを引き出したい」というアイデアがおもしろい

「うちの学生もうんちセンサーつくってた。ってことは、ニーズがあるよねってことですよね。親しみを感じました。生理不調&不機嫌予報も、女性あるある。その原因も言いたくないとき、察してほしいときもある。そうだよねって思いました」(長谷川氏)

「車いす最適ルートは、健常者にとってもありがたい。段差の少ない道がわかるといいですよね。叱り方のアイデアもそう。子育てにどんなテクノロジーがいるか、子育てってテクノロジーでアップデートできる。虐待とかもテクノロジーで防げるんじゃないか。気になるアイデアです」(長谷川氏)

「どのアイデアも、人の優しさをなんとか引っ張り出したいという共通の思いがあっておもしろい。テクノロジーが人の優しさに役に立つというのはいいアイデアですよね」(岸上教授)

「いっぽうで、日本って海外と違って、しつけとか育て方っていう分野はコミュニケーションが希薄になってきてますよね。そこを技術で支えるか、またはちゃんと原点に帰って社会的基盤で支えたいという思いもある」(岸上教授)

「どのアイデアも印象的でした。短い時間で簡潔にまとめられてるところにびっくり。そのなかでも印象的だったのは、『言いづらいこと』『秘密にしたいこと』を、IoTとブロックチェーンでどう描くかってところが、ちゃんと表現されている点」(佐藤社長)

「もうひとつは、ひとつひとつのアイデアに、応用性や発展性がある。うんこ健康管理にブロックチェーンを使うとは思わかなった。いきなり『これはいいな』と思った。自分の健康管理っていうのも『言いたいけど言えない』というものですよね。これは発展性はある」

「女性の生理の不調&不機嫌予報は、男性にもあてはまる。仕事の現場で、「眠い」「話したくない」というのをどう表現するかって悩んでる。情報の民主化って、ときに表現まで考えなければならないという部分では共感している」(佐藤社長)

「会話のスコア化は、できたらすごい。いますぐやりたい。きょうも、僕が話しているときに、みなさんの頭の上に点数が評されてたらいいなって思いました。その場にいる人のそれぞれに、どういうコミュニケーションをとればいいか、その点数によって会話が違ってくる。デジタルで優しくできると実感したアイデアでした」

―――そして、佐藤社長が「きょうが Jasmy IDEA Award のはじめの一歩」というように、Jasmy IDEA Award は始まったばかり。

Jasmy IDEA Awardは、「データの民主化」で生まれる、新たなデータ社会のビジネスモデル・エコシステムを描くアイデアコンテスト。

個人がデータの主権を取り戻し、安心安全に扱われるようになるとき、どのような新しいビジネス、そして新しい経済圏が生まれるか―――。

気になる人は、Jasmy IDEA Award 公式ページを、チェックしてみて。

<Jasmy IDEA Award>
https://jasmy.io/ideaaward.html

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