JR東海は、名古屋駅に列車進路地上表示装置を新設する。線路内作業の安全性を向上させる取り組みのひとつ。

この列車進路地上表示装置は、軌道内に設置した LED 表示灯を常時点灯させ、列車接近時は列車の進路上の LED 表示灯が点滅。列車の接近を見張員が確認し、列車通過後は LED 表示灯が再び点灯状態に戻る。

点灯試験はことし12月ごろから開始。2020年4月末から運用開始。設置費用は5.7億円。

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在来線の保守点検作業は、昼夜を通して多くの列車が往来するなかで行われているため、作業現場への列車の接近を確認する列車見張員を配置。

列車見張員は、列車の接近を作業員に伝達し、作業員を線路外に待避させることで安全を確保している。

写真 記事:鉄道チャンネル編集部