ここも駅舎が過剰に立派な寄生駅です 水郡線全駅25【50代から始めた鉄道趣味】214

2020.01.20

トップ画像は上小川駅。野木沢駅(JA夢みなみ)、下野宮駅(下野宮集会所)と同様に建築自体のメインは「上小川コミュニティセンター/公民館」です。地図上には「大子町上小川分館」とも表示されていました。

袋田駅を出発して木々の間を走ってゆきますが、ご覧の様に相変わらず陽光が一部にしか射していない状況です。手前は明るいのに奥は陰っています。

交換可能な線形になって上小川駅です。この写真も駅を越えた奥の方だけ陽の光が当たって浮き上がっています。

跨線橋で相対式ホーム2面2線が繋がっています。右(南)側に横取装置の付いた引込線があります。

駅舎のある上りホームに入線します。夏休み期間中、小学生くらいの男の子二人がホームで走り回っていました。そりゃ小学生の男の子にとって「ホンモノの駅」は「ワンダーランド」でしょう。

レンタカー撮影の8月29日(木)です。駅を併設する大子町の建物は立派です。

向かって左端に上小川駅の出入口があります。時計は14:35を指しています。大子町が乗車券の販売などを受託する簡易委託駅なので窓口があります。

こちらはホームから駅の出入口。上にかかった駅名の「上」の字だけ書体が違う感じです。(笑)

ホームに出て、安積永盛駅方面を見ます。駅舎というか建物は大きいです。ここにも大子町ののぼり旗が飾られています。

駅名標。1925年(大正14年)国有鉄道によって山方宿駅から上小川駅が延伸されて開業しました。1970年(昭和45年)までは貨物の取扱がありました。1983年(昭和58年)水郡線CTC化で駅は無人化されました。交換設備は存続、簡易委託駅になります。

ここでも現在は駅名、郵便局、小学校名にしか残っていない上小川という地名の歴史を簡単に書きます。1889年(明治22年)の町村制施行で栃原村・頃藤村・大沢村がまとまって上小川村になりました。1955年(昭和30年)大子町・依上村・袋田村・宮川村・佐原村・黒沢村・生瀬村・上小川村と下小川村の一部が合併して大子町が発足。上小川村は消滅したのです。上小川は大字にも残っていません。

ホームの水戸側に跨線橋があります。またサボって跨線橋に上って駅を俯瞰(ふかん=高所から見下ろすこと)撮影しなかったコトを後悔しています。

下りホームには魅力的な木造の古い待合室が残っています。縦型駅名標付きです。

真横から見ると「山と川の美しい上小川」と書かれていました。

下りホーム駅名標。いいですね。こーいうカット、「ど~」ってコトはありませんが好きなんです。

最後に上りホームの行先表示。味がありますね。

水郡線にはこの上小川駅と下小川駅がありますが「小川駅」はないんです。昔から不思議だなぁと思っていましたが、地名を辿って分かりました。小川村自体が存在したことが無いのです。

では「小川」ならぬ西金駅に向かいます。

水郡線全駅26【50代から始めた鉄道趣味】215 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです