103系の置き換えとして八高線・川越線にやってきた209系のうち、異彩を放っていたりんかい線70-000形ベースの209系3100番台が、営業運転から離脱した。

後を追うワイドボディ209系3500番台に押し出されるかたち。

このりんかい線70-000形ベースの209系3100番台は、JR東日本が東京臨海高速鉄道から購入。

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JR東日本は、1995・1996年製造の70-000形6両を購入したうえで、さらに2005年に中間車2両を新造し4両編成2本(ハエ71・72編成)に。これを209系3100番台とコード。川越車両センターに所属させ、八高線・川越線で走らせていた。

そして10年以上が過ぎたことし10月、ハエ72編成が営業運転から離脱し、豊田車両センターに運ばれた。

ハエ71編成もひと足早く豊田車両センターに留置中ってことで、川越線・八高線から「りんかい線70-000形の顔した209系」が、ひっそりと消えていた。

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写真 記事:鉄道チャンネル編集部