いまも都心を走る209系、東京臨海高速鉄道70-000形の20年

2019.10.22

ことし11月30日にいよいよ開業する相鉄・JR直通線。

相鉄線と東海道貨物線・横須賀線・山手貨物線・埼京線などを結ぶライン上には、横須賀線・埼京線を行くJR東日本E233系や相鉄の直通線対応新型12000系といったJR東日本の新スタンダードE233・E231系をベースとしたくるまが行き来するなか、いまも209系ベースの車両がその大所帯に紛れるように走ってる。

東京臨海高速鉄道 70-000形。ななまんがた。

この新たな相互直通線のライン上は、E233系などにみる、車体断面が下から上にむかってふくらんでいくワイドボディが主流。いっぽうの りんかい線70-000形は断面縦線がスパッと垂直線のボディ。斜めからみるサイドビューは209系を想わせるディティールをみせる。

そのすべてが川崎重工製で、1995年から2004年の9年間で86両がつくられた。開業当初は4両編成で運行。のちに大崎を経て埼京線へと直通するころに6両編成・10両編成が登場し、すべて10両編成8本化したときに、余った6両がJR東日本に売却される。

JR東日本は、東京臨海高速鉄道から購入した70-000形6両と、新たにつくった中間車2両を組み合わせ、4両編成2本(71・72編成)に。これを209系3100番台とコードし、八高線・川越線で走らせている。

この4両編成のもと70-000形209系3100番台と、埼京線を経て川越線に入ってくる70-000形は、川越駅で顔を合わせるときがある。

1993年に登場した209系は、のちにワイドボディ車も登場。断面縦線が垂直の非ワイドボディ車が都心を走る姿は徐々に減っているなか、この70-000形をはじめ、もと松戸車両センター所属いま豊田車両センター中央線209系1000番台81・82編成などは、いまも都心を直通している。

埼京線を行く70-000形と、中央線を走る209系1000番台は、新宿で出会うときもある。

写真 記事:鉄道チャンネル編集部


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