シンプル構造で背負えるサイズ、飯島機工の車いす救済用搬送台車
JR・私鉄鉄道事業会社むけ専用機械・器具を手がける飯島機工(東京・高円寺)は、第6回 鉄道技術展(11月27~29日 幕張メッセ)に車いす救済用搬送台車を展示。
列車に乗車中の車いすユーザが、列車トラブルなどで車外で出るときなどを想定した機材で、車いすに載ったままレールの上を搬送できる機材。
搬送台車は、レールの上を転がる滑車と、車いすを支える平台というシンプル構成。分解して専用バッグに入れると、大人ひとりが背負えるサイズにまとまる。
プロダクト名は「I Get A Sun」これで、イゲタさん。と呼ぶ。
また特殊信号発光機(LED表示灯)は、線路閉鎖時に列車侵入方向に点滅する。800メートルという高視認性、点滅頻度は1分間500回。光度640カンデラ。5時間充電で10時間以上連続使用できる。
写真 記事:鉄道チャンネル編集部