埼京線の電車が行き来するJR赤羽線 板橋駅。

この板橋駅にはかつて、貨物を取り扱う時期があった。

セメント工場へと続く貨物駅やヤードがあり、蒸気機関車をはじめ、DE10やEF65といった最近の機関車の姿もあった。

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そのセメント工場や貨物ヤードの跡地にいま、マンションやホテルが建ち、板橋駅ホームに最も近いスペースに、10両編成の電車が3本とめられる電留線ができた。

2019年から稼働したこの板橋電留線には、JR埼京線 E233系のほか、相互直通する東京臨海高速鉄道りんかい線70-000形もここで休む。

画像は2019年12月初旬の16時。10編成がまんなかの線に入ってひとやすみ。

気になるのは、乗務員の動線。800mほど南にある池袋運輸区まで歩いて行くのか。それとも板橋駅の詰め所で待機するのか。

写真 記事:鉄道チャンネル編集部