カルロス・ゴーンは優れたCEOだったのか? ビジネス書を読み込んで起業した川崎希も共感! ジェームス・スキナー最新刊『史上最強のCEO』にその解がある

2020.01.09

役員報酬を過少申告した金融商品取引法違反、会社法違反(特別背任)で国内逮捕され、レバノンへ逃亡。

かつてCEOと呼ばれた彼は、「優れたCEO」としての気質と品格と愛があったか―――。

カルロス・ゴーン被告の逃亡後会見が開かれた1月8日、国内でひとつのビジネス書の記者発表が行われた。

そのタイトルは、『史上最強のCEO』(フローラル出版)。

現役の経営者をはじめ、起業家とその志望者、マネジャー、管理職、そしてすべてのビジネスパーソンにとっての「気づき」が詰まっている一冊で、なんと初版100万部。

日本に存在する企業がほぼ100万社あるといわれ、この初版100万部『史上最強のCEO』が、国内の経営トップひとりひとりに届くように刷られているという。

著書は、あの『7つの習慣』を翻訳・出版・プロデュースし国内展開し、『成功の9ステップ』ライブセミナーなどで世界中から絶大な支持を得ている、ジェームス・スキナー氏。

これまで米国大使館、外務省、日本電気(NEC)など100社以上の一流企業や政府団体をコンサルティングし、米国最大研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長なども務めた彼は、自身で30社以上のビジネスを立ち上げ、2000億円規模のヘッジファンドの会長を歴任。

そんなジェームス・スキナー氏の「17冊目の著書」というこの著書『史上最強のCEO』に記されている内容と、いま世界中が注目するカルロス・ゴーンの言動を対比するのも興味深い。

「経営者が変わらないと、会社は変わらない」…経営者 川崎希も共感

初版100万部『史上最強のCEO』記者発表の場には、川崎希がゲスト登壇。

AKB48卒業翌日に、手持ち40万円で起業し、20歳でアンティミンスというアパレル系企業の代表取締役になった彼女はいま、「従業員とのコミュニケーションを重視しています。いま会社の居心地にも注目しています」と。

そこでジェームス・スキナー氏は、「企業の問題はたったひとつしかない」と続ける。

「それは経営者。経営者が変わらないと、会社は変わらない」

そう断言するジェームス・スキナー氏は、著書『史上最強のCEO』にも記されている「リーダーシップの5つの質問」をあげる。

「わたしはいつも自分に、経営者に、5つの質問を問いかけ続けています。それは、1『まだ行われていない意思決定はなにか?』 2『どういう道具・資源を必要としているか?』 3『相手の成功と当方の成功をどのように結びつけるか?』」

「そして 4『どのように相手に対してさらに大きな認識と感謝を与えることができるか?』 5『どうすれば相手がこの活動の意味と意義を理解できるようになるのか』です」(ジェームス・スキナー氏)

こうした経営者に要る自問自答から、著書ではこんな原則を説いている。

「いま抱える会社を激変させる4つの原則について説きます。1つめは信頼を築き上げるリーダーシップ、2つめは顧客を満足させるイノベーション、3つめは慢性的黒字を確立させる利益性、4つめは世界を変える企業でいるという目的を持っているか」(ジェームス・スキナー氏)

こうしたビジネスのヒントに深くうなずきながら聞き入っていた川崎希は……。

アパレル企業を率いる川崎希社長も「本をいろいろ読んで起業した」

実は、川崎希も、こうしたビジネス書をひたすら読み込んで、若干20歳で起業したという。

「AKBに在籍中から起業して経営者としてリーダーシップをとっていきたいと思っていたので、経営者や経営コンサルティングの本を読んで、本だけで起業したといってもいいぐらいです」

「AKB時代の20歳のころは、まわりに経営者や社長などを務める人とのつながりいなかったので、こういう本をいろいろ読んで起業しました」

「自分が社長になると、世の中のCEOってどんなことを発信しているのかなっていう関心はあります。これからもいろいろな発見や新しさを世の中に提案する経営者になりたいなって思います」(川崎希)

そして「家庭のなかでも意思決定はわたし。いまはうまくいってるのかなって思います」という彼女は、次の目標についてこう語っていた。

「前澤友作さんが立ち上げた ZOZO のように規模を大きくして、従業員の満足度を上げ、社会にもっと貢献できる企業に成長させたい。NOZOTOWN !? ZOZOを超えられるようにがんばりたいです」

そんな彼女に、前澤さんのように月や宇宙にも行きたい? という記者の問に対しては、こう返していた。

「長い時間、飛行機に乗りたくないので、月には行きたくないです」

―――そしてジェームス・スキナー氏は、17冊目の著書『史上最強のCEO』について、最後にこう伝えていた。

「本書では、経営者や企業トップたちにむけて意識改革をもたらすエッセンスを凝縮しています。このなかに記されているビジネスのヒントは、学生から主婦、フリーランス、起業を予定している人たち、定年退職後に再び活躍の場を探しているシニアなど、どの世代にも通じるものです」

「誰もが、組織のなかのその部署や役割のなかの CEO 。本書には、誰もに共通するビジネスのヒントが詰まっています。自分の人生経営の最高責任者は、自分ですよね。ですから、本書『史上最強のCEO』は、すべての人が読者対象です」(ジェームス・スキナー氏)
 
 
 
『史上最強のCEO』
出版社:フローラル出版(津嶋栄CEO(最上段写真左))
体裁:B6判・並製・224頁
発売日:2019年12月11日
価格:1800円+税
販売:全国の主要書店、ネット書店(Amazonを除く)など

写真 文:tokyochips編集部

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