昭和レトロな空気感【駅ぶら03】京浜急行31

2020.05.02

京急鶴見駅を出発しました。高架線になったと思っていたら、また下って地上を走る様です。むしろ「束の間の高架線」だったのかもしれませんね。頭上をJR鶴見駅から出ている鶴見線が横切ってゆきます。地上に降りて右にカーブしながら花月園前駅(現・花月總持寺駅)です。京急鶴見駅から0.8km。花月園前駅は跨線橋に橋上駅舎。手前に踏切があります。

ここから【駅ぶら】カットです。上りホームで浦賀方面を見ています。

少し浦賀側に行って品川側を見ています。跨線橋が見えます。

駅名標。1914年(大正3年)開業。同年駅の西側に開園した2万5千坪の花月園遊園地へのアクセス駅として設置されました。花月園では宝塚遊園地の宝塚歌劇団にならって花月園少女歌劇団が作られ「西の宝塚・東の花月園」と評されたそうです。

今は昔。

1925年(大正14年)には入場者がピークを記録して敷地は七万坪にまで拡大されました。しかし人気が衰退、戦後花月園が閉園、後地は1950年(昭和25年)競輪場になりました。しかし、この競輪場も2010年(平成22年)に閉鎖されます。

一方花月園前駅は、1971年(昭和46年)橋上駅舎化されています。2020年3月には駅名が花月總持寺駅に改称されました。旧駅名の花月園前は副駅名として残される様です。これは良いアイデアですね。

写真は旧駅名の記録です。

新しい駅名標、撮ってきました。右側のサクラマークが新しい駅名標の識別点です。撮影は3月25日。旧駅名が通常の副駅名の位置に入っています。

橋上駅舎の改札口。西日が差し込んでいます。

東口に出ました。エレベーターがあります。

こちらの駅名標も新しくなっています。

これは長いので有名な踏切。手前の踏切は京急線、奥の踏切はJR東海道本線、横須賀線、京浜東北線、さらに湘南新宿ライン、上野東京ラインも通過します。

【駅ぶら】はこの後、踏切を西側に渡って元花月園、花月園競輪場のその後の状態を見に行きます。

その前に、花月園前駅(現・花月總持寺駅)から歩いて5分ほどのJR鶴見線、レトロ風で有名な国道駅の写真をご覧ください。2017年(平成29年)9月、鶴見線に乗りにでかけた時、国道駅から逆に花月園前駅まで歩いてきました。

第一京浜に面した高架の国道駅エントランス。昭和5年(1930年)開業のままです。昭和初期の雰囲気が漂います。左奥の階段を上ると国道駅ホーム。写っていませんが、第一京浜に面する壁面には戦時中の機銃掃射による弾痕が残っています。

※2017年(平成29年)9月撮影

高架下、現役で営業する店舗は限られていますが、この空気感は他ではまず味わえません。貴重です。

※2017年(平成29年)9月撮影

JR鶴見線国道駅は筆者の趣味で追加しました。次回は花月園前駅(現・花月總持寺駅)の東側を【駅ぶら】します。

【駅ぶら03】京浜急行32 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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