トップ画像は、ようやく撮ることができた「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」です。実は神奈川新町駅上りホームで快特青砥行が通過するのを撮ったのですが、これが見事に逆光。特徴であるボディーカラーの「幸福の黄色」がキレイに見えないのです。

そこで順光になる後ろ姿をトップ画像にしました。合計10日間、京急本線に乗りましたが、「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」をなかなか眼にする機会がなかったので、ヤッパリ嬉しいモンですね。

神奈川新町駅西口の北側にももう一つ踏切があって、本線よりも閉まる頻度が高く、時間も長い様です。

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これが、新町検車区(車両基地)構内の踏切なのです。方向的には浦賀側になる北西を踏切から撮っています。残念ながら逆光です。

望遠レンズで撮るとこんな感じです。最奥部までは画角的に入っていませんが、とにかく大きいです。約250両もの車両が配置されているのです。

新町検車区は、1953年(昭和28年)に開設されましたが、1964年(昭和39年)に川崎検車区が廃止されたことで、大師線、空港線の車両検査も行われる様になったのです。収用能力は198両。

こちらは、反対の品川側になります。後で見ますが洗浄機というのか洗車機がこの先にあって、けっこうな頻度で列車を洗っています。

さらに北に進むと事業用車両が駐められていました。すみません、帰宅して大きな画面で見て分かりましたが、手前の枯れ草にピントが合ってます。

また踏切が閉まって車両が行ったり来たりしています。

駅に戻って第一京浜の方に行ってみました。おそらく駅ビル計画と関係があるのでしょう。第一京浜の歩道橋が駅に向かって伸びる形で切れています。

横から歩道橋を見ると、情緒的に不安定になりそうな構図です。

駅ホームの南東側にある神奈川通東公園に行きました。

神奈川通東公園にも遊ぶ子供たちの姿は皆無です。冬だから、と言うコトもあるのかも知れませんが、本当に日本全国の公園で遊ぶ子供の姿を見なくなって久しくなった様に思います。

神奈川通東公園の一角に「史跡 オランダ領事館跡」の碑がありました。浄土真宗の長延寺がこの公園の場所に1631年(寛永8年)から1964年(昭和39年)まであって、神奈川湊(みなと)の開港時にオランダ領事館が置かれた寺だったのです。長延寺は、第一京浜国道の拡張工事で移転してしまいました。現在は公園に石碑だけが残されています。

神奈川通東公園の横、跨線橋に上りに行きました。膝が痛いのは我慢するしかありません。

やっと上って駅の品川方面を見ると12両編成対応の上りホームがとびぬけて長いのがわかります。

反対側では短い下りホームも見えます。左が神奈川通東公園。

何やら水音がするので行ってみると、洗浄機(洗車機)の間を電車がゆっくりと移動しながら洗われていました。すごい勢いでブラシが回転して水しぶきが飛んでいます。

しばらく眺めていると先頭車両まできてお仕舞い。

どういう仕組みか分かりませんが、列車が通り過ぎると洗車装置のブラシと水もピタッと止まりました。

反対側からは洗われた車両がキレイになって出てきました。

この作業を列車を替えては繰り返していました。写真には写っていませんが細部を係員の方が手洗いしていました。寒いのに冷たい水をかぶりながらの作業。ホントに御苦労様です。

では、神奈川新町駅に戻って、次の京急東神奈川駅(旧・仲木戸駅)に向かいます。

【駅ぶら03】京浜急行42 に続きます。

(写真・記事/住田至朗