改正健康増進法施行で加速する全面禁煙化、加熱式たばこに求められている声

2020.02.21

いよいよ2020年4月、改正健康増進法や東京都受動喫煙防止条例が施行され、全面禁煙化や受動喫煙防止策の対応に迫られているのが、居酒屋などの飲食業界やイベント・遊戯業界。

こうした変革を迫られる業界が対策に動き始めたいっぽうで、喫煙者や非喫煙者は、この改正健康増進法をどうとらえているか―――。

総合マーケティング支援を手がけるネオマーケティングは、2019年12月の3日間、全国20~59歳の4000人(20~50代 各世代1000名)を対象にインターネットリサーチ「改正健康増進法に関する意識調査」を実施。

この調査から、「非喫煙者への配慮がより重要となるこれからの時代に、においの有無で加熱式たばこを選ぶべき」という結論が導き出された。

調査内容と回答結果はこうだ

◆あなたは健康だと思うか?

自分を「とても健康だと思う」と答えた人は1割に満たない結果に。ただし、合計50.4%が健康だと思うと回答した。

◆改正健康増進法についての認知は?

認知計は29.5%、内容まで理解していると回答したのは8.7%にとどまった。

◆たばこが吸えなくなったら困る場所は?

「居酒屋」が最も多く77.4%。今回の全面施行で実際に規制される場所が1位に。

◆紙巻たばこの喫煙場所が減少するにあたり、加熱式たばこの使用を考えているか?

56.6%の喫煙者が加熱式たばこへの移行を「考えている」と回答した。

◆加熱式たばこのメリットは?

「においが少ない」が66.3%で最も多い結果に。とくに加熱式ユーザーは約8割が回答している。

◆加熱式ユーザーがにおいで注意された経験

加熱式たばこのユーザーでも35.7%がにおいで注意されたり怒られたりした経験ありと回答。

なかでも高温加熱式「IQOS」(アイコス)ユーザーが多く、27.6%を占めた。

こうした結果から……。

「たばこ難民」急増の予想、加熱式もにおいが気になるという声も

今回の結果をふまえ、ネオマーケティングは、改正健康増進法の全面施行により喫煙場所が減少し、喫煙場所に困る「たばこ難民」が多くなると予想。

紙巻たばこの喫煙場所が激減し、加熱式たばこ利用者が増えるなか、非喫煙者は喫煙場所を守り、においや煙がなければ許容できると回答。

においが少ないというイメージの加熱式たばこでも4割の非喫煙者はにおいが気になった経験があると回答している。

このことから、「非喫煙者への配慮がより重要となるこれからの時代は「においの有無」で加熱式たばこを選ぶべき」と結論づけた。

こちらの記事もオススメです