JR北海道 復活する特急ライラックにラッピング
※写真はJR北海道ホームページより
平成29年3月のダイヤ改正に合わせて札幌〜旭川間に特急ライラックが走る。この特急ライラックに編成テーマ毎のラッピングが施される。
ここでちょっと複雑な特急ライラックの歴史を振り返る。
特急ライラックは1980年(昭和55年)10月室蘭本線・千歳線の室蘭〜白石が電化と千歳空港駅(現・南千歳)新設によって室蘭〜札幌〜旭川で運転が開始された。
1992年(平成4年)新千歳空港開業によって、新千歳空港〜札幌〜旭川が「ライラック」に、室蘭〜札幌は「すずらん」に分離された。ライラックは札幌〜新千歳空港を快速エアポートとして運転されたが2002年(平成14年)新千歳空港に乗り入れる列車を「スーパーホワイトアロー」と入れ替えられたため札幌〜旭川の運転となった。
2007年(平成19年)に「スーパーホワイトアロー」と統合され「スーパーカムイ」となって消滅した。
それが10年ぶりに復活するのだ。
編成毎のテーマは、
■宗谷・オホーツク
※写真はJR北海道ホームページより
■上川・空知
※写真はJR北海道ホームページより
■旭川・札幌
※写真はJR北海道ホームページより
特急ライラックに使われる車両は元スーパー白鳥だった789系電車(奥、手前はソックリな261系気動車)、色もそのままで使えそうですね。2016年9月、函館にて。(筆者撮影)