ボルボの新車輸送、トラックから鉄道へのシフトを加速_欧米中でCO2排出量削減めざす

2020.04.23

ボルボ・カーズは、欧州の製造工場から車両プールまでの新車輸送をトラックから鉄道に変更。物流業務でのCO2排出量を大幅に削減した。

欧州では、物流拠点やディーラーへの新車輸送の多くをトラックが担っているなか、たとえばベルギー工場からイタリア北部の専用車両プールまでをトラックから鉄道に変更したことで、CO2排出量を75%削減させた。また、ベルギー工場からオーストリアの倉庫までを鉄道輸送に切り替えたところ、CO2排出量は半減したという。

ボルボ・カーズの気候変動対策計画では、2018年から2025年の7年間に、自動車1台あたりのライフサイクルCO2排出量を40%削減させる構え。この目標を達成させるためには、物流を含む運用上の排出量を25%削減する必要がある。

ボルボ・カーズは現在、中国と米国で鉄道輸送を広範囲に展開させる考え。現在、中国に拠点を置く製造工場から、ベルギーのゲント港に週にむけ、新車輸送列車が2回運行。他の列車と接続し、ロシアへも運んでいる。

また米国では、サウスカロライナ州チャールストンに本拠を置く同社の製造工場が、鉄道貨物ネットワークを利用し、新車を北米各都市の車両プールまで輸送している。米国内のボルボ新車輸送列車は、週に数十台のトラックが運ぶ量に相当。次世代型「XC90」が生産されるころには、列車による輸送数は増加する見込み。


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