※2014年7月撮影

トップ画像は、左側五能線岩館駅下りホームに停まる東能代方面上り列車と、右側上りホームに到着した下り弘前行2両編成。つまり東能代から来た五能線色+首都圏色は岩館で下りホームに入線して、そのまま折返しの東能代行になります。上りホームに着いた五能線色2両編成はそのまま折返し弘前行になるのです。下りホームから上り列車が、上りホームから下り列車が発車する列車交換という不思議な仕儀となっています。

青春18きっぷ鉄道旅vol.12、三日目。昨夜は能代在住の旧友と飲み過ぎていささか二日酔いですが、5時起床で能代駅に5時半前には到着。流石に辛い。しかも雨は落ちていませんが、昨日と違って天気がイマイチです。

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※2014年7月撮影

能代駅ホームにはバスケットゴールもありますが、こちらは樹齢300年という天然秋田杉にも「バスケの町」とあります。

※2014年7月撮影

5:40発の岩館行が到着。キハ40系2両編成です。

※2014年7月撮影

昨日の青かった日本海とは打って変わって荒れ模様の波。

※2014年7月撮影

八森駅。1926年(大正15年)開業時は、椿駅でした。1954年(昭和29年)岩館村と八森村が合併して八森町が発足。1959年(昭和34年)八森町役場移転で隣の初代八森駅が東八森駅に改称され、椿駅が二代目八森駅に改称されました。2006年(平成18年)八森町と峰浜村が合併して八峰町になっています。1985年(昭和60年)秋田杉で新しい駅舎が建造されます。白神八峰商工会との併設。この駅舎はホームからは見えないので一度ゆっくり見に行きたいな。

※2014年7月撮影

岩館漁港の手前。しかし夏の海には見えません。冬の日本海みたいです。

※2014年7月撮影

能代駅から約40分で岩館駅に着きました。駅名標と後側だった五能線色のキハ40-532。岩館は秋田県最北端の駅、次の大間越駅は青森県です。

※2014年7月撮影

岩館駅は、1926年(大正15年)開業。2018年(平成30年)無人化。ということは、この時は有人駅だったのですね。

岩館駅で下り列車は折返し東能代行上り列車になります。

※2014年7月撮影

岩館まで先頭だったキハ48-1520。2020年2月に不具合を起こし秋田総合車両センターに入場。そのまま全般検査を受けて首都圏色のまま3月に営業運転に復帰しています。

※2014年7月撮影

尾灯が点灯しました。下りホームから出発する上り列車です。

※2014年7月撮影

2番線上りホームに上り列車が到着。トップ画像直後のカットです。並んで前照灯が点いている不思議な眺めです。

※2014年7月撮影

次回も岩館駅でキハ40系をじっくり眺めます。

※筆者は既にコラムなどで今回の青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御宥恕ください。

(写真・文/住田至朗)