長野電鉄に行った東京メトロ03系が、長電新型3000系として走り出した。

長野電鉄 創立100周年にあわせ、営業運転についた。同社は100年前、長野電鉄の前身、河東鉄道が創業。ことし5月30日に創立100周年。

この日、須坂8時18分発 長野行き 204列車 で運行を開始し、長野9時13分発 須坂行 203列車 でいったん運転を終了。

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今後は新型コロナウィルス感染拡大防止にむけて運転日を調整。当面の間は運転しない。

長野電鉄は現在、優等列車などにつく1000系(小田急10000形 HiSE)、2100系(JR東日本253系成田エクスプレス)、8500系(東急8500系)、3500系・3600系(営団3000系)などがいる。

東京メトロ03系は、1988(昭和63)年から登場。日比谷線で8両編成で走っていた。

現在、日比谷線を走る東京メトロ13000系が車体長20メートル級 4ドア 7両編成に対し、先代モデル03系は18メートル級 3ドア 8両編成。アルミボディ、VVVFインバータ制御車。

こうした03系のキャラクターから、地方私鉄でセカンドキャリアへとすすむ車両も出現。

熊本電鉄は2両編成でシングルアームパンタなど搭載、西鉄グループ系でおもに改造。

北陸鉄道は2両編成でスノープラウなど。JR西日本グループ系でおもに改造。

今回の長野電鉄は3両編成。東京メトログループ系で長電むけ改造を実施。長電初のVVVFインバータ制御車に。