鉄印帳イメージ 縦16センチ×横11センチ 蛇腹折り、48ページ

第三セクター鉄道等協議会は、加盟する鉄道会社とともに、地方鉄道と沿線地域の振興を目的とした「鉄印帳」の販売・記帳を2020(令和2)年7月10日(金)から開始する。

イメージとしては「御朱印帳」の鉄道版だ。鉄印帳を購入し、各鉄道会社の指定窓口で乗車券の提示と記帳料(300円~)を支払うことで、各社のオリジナル印「鉄印」がもらえる。鉄印帳は定価2,200円、限定5,000部。(株)旅行読売出版社が制作し、各鉄道会社の指定窓口で販売するほか、読売旅行・日本旅行の旅行商品としても販売する。

鉄印は手書きやスタンプ・プリントなど様々で、イラスト入りやカラフルなものなど各社が工夫を凝らしたこだわりのデザインが並ぶ。鉄印帳に記載されている40社全ての「鉄印」をそろえると、有料で「鉄印帳マイスターカード」を発行してもらうこともできる。

オリジナル鉄印イメージ

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第三セクター鉄道等協議会は、将来的には鉄印帳や鉄印帳マイスターカードを提示することで沿線の飲食店や土産物店で割引を受けられたり、イベントに優先参加できるなどの特典を付加していく予定だという。

鉄印帳の販売箇所や受付場所・時間などは各鉄道会社のホームページ等に掲載される。新型コロナウイルスの影響により鉄印帳の販売及び記帳などについて一時的に休止・変更になる場合がある。参加鉄道会社は下記の通り。

道南いさりび鉄道、三陸鉄道、IGRいわて銀河鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、会津鉄道、野岩鉄道、わたらせ渓谷鐵道、真岡鐵道、鹿島臨海鉄道、いすみ鉄道、北越急行、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、のと鉄道、明知鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道、愛知環状鉄道、伊勢鉄道、信楽高原鉄道、京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)、北条鉄道、若桜鉄道、智頭急行、井原鉄道、錦川鉄道、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道、平成筑豊鉄道、甘木鉄道、松浦鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道(鉄印帳掲載順)

鉄道チャンネル編集部
画像:第三セクター鉄道等協議会