中学2年生で空手の全国大会で優勝し、中学校卒業後すぐに日本モーターボート競走会 ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)へ入所。

厳しい規律と過酷なトレーニングを重ね、若干15歳でボートレーサーとしてデビューした最年少選手―――野田彩加。

2003年生まれ、山口県出身の17歳。兄の影響から5歳で直接打撃ありの空手を始め、持ち前の負けず嫌いと強さで宇部市立黒石中学2年のときに空手全国大会で優勝。

空手日本一のタイトルを獲得しながらも、以前から「わたしボートレーサーになりたい」と目覚めていた。小学4年のときに両親とボートレースを観に行ったときに、そう思ったという。

ストイックに減量、倍率20倍の難関を突破しボートレーサー養成所へ

野田彩加は中学在学中に第126期 ボートレース選手養成員 募集に応募。

受験にあたり、ボクシングジムに通い、炭水化物を大幅に減らした生活を1年間続け、給食も食べず家から持っていった茹で卵で空腹をしのぐといった努力が実り、マイナス10kgもの減量に成功した。

女性153人の応募のなかから1次・2次試験を通過し、合格者8人のひとりに選ばれた。その倍率、なんと20倍。

身長163.5cm、体重48kg、持ち前の明るさと強さで、迫力のあるレースを展開し、勝率4.93、1着回数9回と、さらに記録を更新中。「男性や女性といった性別に関係なく、闘えるところがボートレースの魅力」という。

7月4日16時からのテレビ山口『夢へのターン』でその素顔を紹介

そんなボートレーサー野田彩加(登録第5146号)の素顔を追いかけたドキュメンタリー番組『夢へのターン』日本一の空手少女が挑む(テレビ山口)が、7月4日16時からオンエア。若干15歳少女の姿にカメラが密着。奮闘する姿を追った。

「空手の全国チャンピオンの経歴を持つ野田彩加選手が次に挑むのは、ボートレースの世界。番組では、野田彩加選手がボートレーサー養成所に入所するところからデビューまでを密着」

「ボートレーサーなら誰もが憧れる、賞金女王をめざして日々奮闘する姿を追った。これからの活躍が楽しみな最年少ボートレーサー野田彩加選手の厳しくも夢にむかってがんばる姿に、思わず応援したくなるはず」(テレビ山口)