0時発の最終列車
 野洲より向こうは終電はすでにない 
 湖西線の数が少ない
 乗り換えは山科やイェーイ
  
 平和堂愛がやまない
 イオンなんてなくていい

 近江鉄道は高いな
 君の家まで遠いな
 新幹線も一応とまるで
 各駅に平和堂

――― そんな、滋賀愛ハンパない滋賀県あるあるを、パンクロックやシティポップで次々と勝手に YouTube に展開し、2019年7月に公開した【滋賀県民の歌。】は、11万回再生を超え、いまも記録を更新中。

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いま、琵琶湖のまわりが、密かにアツい!

発信するのは、琵琶湖をダンボールでかたどった被りものに黒いレオタードの、びわ湖くん。

その楽曲やビデオクリップ、構成は、もはや素人レベルをゆうに超え、率直にこう思ってしまうほど。

「このまま来年あたりイナズマロックフェスとか氣志團万博とか出てくるんじゃねえの?」

そんな びわ湖くん に衝撃ニュースが!

びわ湖くん、滋賀県公認の非公認キャラクターに!

んん!? ちょっと待って。滋賀県公認の非公認キャラってどういうこと?

滋賀県からの通達に、びわ湖くん本人もびっくり↓↓↓

3万フォロワーをかかえる びわ湖くん Twitterにも、ファンから応援コメントが爆盛り↓↓↓

おめでとうございます 次回は金勝山で歌ってください(栗東市観光協会)

すごーぃ!おめでとうございますっ!いろんなことやっちゃってください!!!

公認おめでとうございます湖(°0・▽・) b 滋賀県のふなっしーみたいなもんですかね?来年のイナズマロックフェスに出られるように、西川さん@TMR15にアピールしておきましょう湖☆

――― そこで気になるのは、滋賀県公認の非公認キャラって? だよね。

活動に制約かけるより『公式に非公認』でアグレッシブに!

滋賀県 広報課 の担当者は、こうコメントしてる↓↓↓

「なぜ公式に非公認にしたのか? びわ湖くんの活動はまさに破天荒。滋賀県を愛する気持ちは同じだと思うが、公認になることで、活動に制約がかかるより、『公式に非公認』として、いままでのアグレッシブな活動を続けて欲しい」

「公式に非公認には、その気持ちを表現した。また、滋賀県には、NHK連続テレビ小説「エール」の主人公モデル古関裕而さんが作曲した、本家『滋賀県民の歌』がある。昔の滋賀の風景が浮かび、気持ちが優しくなる良い歌であり、刺激的なびわ湖くんの『滋賀県民の歌。』とは違う良さがある。こちらも楽しんでいただければ」(滋賀県 広報課)

――― なるほど。「公認になることで、活動に制約がかかるより、『公式に非公認』として、いままでのアグレッシブな活動を続けて欲しい」とか、やばい。泣ける。

「滋賀は行く前の気持ちのまま、帰ってこれるのよ」
「滋賀は何回いっても滋賀やねん! 滋賀は発見しに行くとこちゃうのよ。滋賀は確認しに行くとこなのよ!」

2019年末にM-1グランプリで優勝したミルクボーイが、こんな滋賀ネタをステージで展開する前から、地元愛を貫いたロックで表現してきた びわ湖くん。

その滋賀愛が、じわじわ伝わる胸アツな歌詞を最後に記して、びわ湖くん の次のステージを待とう。イナズマロックフェス、出るんちゃうこれ?
 
 
 平和堂愛がやまない
 イオンはやっぱいる
 デートするとこがなくなるもん
 
 現在人口上昇中
 住みやすさは間違いない
 滋賀県ってなにあんの?
 特にないけど京都の隣や
 なんといっても
 日本一でっかいびわ湖があんぞ
 
 ツアバンの日程で
 滋賀はとばされまくりや
 動員むずいわ
 滋賀県は動員むずいわ
 その時俺行けたら行くから
 滋賀県でライブしようや