画像:JR東日本

JR東日本は2021年秋以降に落成する新幹線車両に「台車モニタリング装置」を搭載すると発表した。

新造する新幹線車両には、本装置とともに空気ばねの圧力センサーと台車の振動センサーを新設する。これらのセンサーで取得したデータは台車モニタリング装置に集約・演算され、その結果をもとに異常判定が行われる。異常と判断された場合は運転士に通知が行く。

JR東日本は本システムを搭載することで台車枠亀裂などの異常を早期に発見し、これまで以上に信頼性を確保することができるとしている。既存車両への搭載についても施工方法を検討中だ。

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各種試験を行ったのち、2023年春から順次使用を開始する。またJR西日本も、新造する北陸新幹線車両に台車モニタリング装置を搭載すると発表している。

鉄道チャンネル編集部