京阪大津線駅名変更
※画像は京阪電気鉄道リリースより

京阪電気鉄道は大津市が策定を進めている第2期観光交流基本計画(平成29年度〜「オンリーワンのびわ湖を活用した地域の活性化」)に賛同し、びわ湖・比叡山などを訪れる観光客や沿線住民の利用促進を目的に大津市内の4つの駅名を変更する。

京阪大津線駅名変更5
※画像は京阪電気鉄道リリースより

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今回変更される4つの駅

①現行「浜大津」 → びわ湖浜大津(駅ナンバー:OT12) ※トップ画像参照

びわ湖大津観光の玄関口である。京津線、石山坂本線との接続駅で、琵琶湖汽船の乗り場である大津港、アミューズメント施設の浜大津アーカスがあり、琵琶湖観光やレジャーの拠点。毎年10月に行われる大津祭りでも豪華な曳山が駅付近を巡行する。

②現行「別所」 → 大津市役所前(駅ナンバー:OT14)

京阪大津線駅名変更2
※画像は京阪電気鉄道リリースより

駅西に大津市役所がある。東に皇子山総合運動公園、市役所の南に大津市歴史博物館など文化・スポーツの中心的エリア。

③現行「皇子山」 → 京阪大津京(駅ナンバー:OT15)

京阪大津線駅名変更3
※画像は京阪電気鉄道リリースより

大津線27駅の中で昭和21年(1946年)開業の最も新しい駅。JR湖西線開通(1974年/昭和49年)により乗り換え駅となった。JR湖西線「大津京」に合わせる形で乗換利用の促進を図る。付近には7世紀に「大津京」が置かれていた。

④現行「坂本」 → 坂本比叡山口(駅ナンバー:OT21)

京阪大津線駅名変更4
※画像は京阪電気鉄道リリースより

1997年複線化に伴い現行駅舎になった。2000年(平成12年)には宇治駅とともに第1回近畿の駅百選に選ばれている。駅の西には徒歩10分で日本一長い坂本ケーブルのケーブル坂本駅がある。
比叡山観光の拠点であることから京都側の「八瀬比叡山口」(叡山電鉄)にも対応する。

■駅名変更時期 平成30年3月頃

※各駅乗降客数は京阪電気鉄道が平成26年11月11日(火)実施の旅客実態調査による