京阪電気鉄道は、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで2025年大晦日の終夜運転を実施。三が日は初詣や初春のお出かけに便利な「正月ダイヤ」となります。「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系車両は、大晦日ダイヤでは特急や一部の急行、正月ダイヤでは快速特急「洛楽」などで運転します。

大晦日は京阪線・石清水八幡宮参道ケーブルで終夜運転

京阪線では、2025年12月31日(水)18時~2026年1月1日(木・祝)7時まで「大晦日ダイヤ」で運転。終夜運転を行う線区は京阪本線・鴨東線、中之島線、交野線、宇治線および石清水八幡宮参道ケーブルです。なお、大津線(京津線・石山坂本線)では終夜運転は行わず、12月27日(土)から1月4日(日)まで土曜・休日ダイヤで運行します。

年末年始の列車運転

終夜運転の運行間隔

大晦日の23時~翌5時までの主な運転内容は次の通りです。

【京阪本線・鴨東線】
・特急:淀屋橋発23時台まで約20分間隔。
・急行:淀屋橋発25時(1時)台まで、出町柳発26時(2時)台まで約20~30分間隔。
・準急または普通:約15~30分間隔。

【中之島線】
・普通:23時台は約20~30分間隔、24時台以降は約30~40分間隔。

【交野線・宇治線】
・普通:23時台は約20~30分間隔、24時台以降は約30~40分間隔。

【石清水八幡宮参道ケーブル】
約5~15分間隔。

三が日は「正月ダイヤ」で運転

2026年1月1日(木・祝)~3日(土)までの3日間は「正月ダイヤ」での運転となります。昼間時間帯(9時台~16時台)は、京阪本線・鴨東線の特急・急行・普通がそれぞれ約15分間隔で運転されるほか、中之島線、交野線、宇治線、石清水八幡宮参道ケーブルでも利用しやすいダイヤが組まれています。

「プレミアムカー」はいつ運転?(大晦日~三が日)

正月ダイヤでの「プレミアムカー」

座席指定の特別車両「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系車両は、大晦日ダイヤでは特急および一部の急行で運転。正月ダイヤでは快速特急「洛楽」、特急、一部の急行として運転します。

3000系プレミアムカーは2両に拡大されており、より一層利用しやすい環境が整っています。乗車する場合は「プレミアムカークラブ」からの予約がおススメ。乗車日14日前の10時から受け付けしているほか、チケットレスでの乗車も可能です。

快速特急「洛楽」の運転詳細

正月ダイヤ期間中は、“京橋-七条間ノンストップ”の快速特急「洛楽」を設定。本数は1日あたり午前の京都方面行き5本、午後の大阪方面行きが4本。停車駅は淀屋橋、北浜、天満橋、京橋、七条、祇園四条、三条、出町柳となり、枚方市や樟葉などには停車しません。

出発時刻※快速特急「洛楽」には座席指定の特別車両「プレミアムカー」を連結

デジタル駅スタンプラリーやヘッドマーク掲出も

年末年始の雰囲気を盛り上げる企画として、12月30日(火)から『2026年新春 デジタル駅スタンプラリー』を開催。対象の駅や施設でスマートフォンをタッチしてスタンプを集めると、数に応じて限定デザインのスタンプを手に入れることができます。

また、車両には「大晦日終夜運転」「初詣洛楽」「迎春」などの期間限定ヘッドマークを掲出します。

各ヘッドマーク(イメージ)

「年末年始の運転」概要

【大晦日終夜運転】
・期間:
2025年12月31日(水)~2026年1月1日(木・祝)
・対象:京阪線、石清水八幡宮参道ケーブル(大津線は終夜運転なし)

【正月ダイヤ】2026年1月1日(木・祝)~1月3日(土)
・主な内容:快速特急「洛楽」の増発、昼間時間帯の約15分間隔運転など
・プレミアムカー:終夜運転の一部急行や、正月ダイヤの「洛楽」・特急などで連結
・その他:12月29日(月)~30日(火)および1月4日(日)は「土曜・休日ダイヤ」で運転(29日の朝ラッシュ時は一部増発あり)。

京都の寺社仏閣への初詣や大阪方面へのお出かけに、京阪電車の年末年始ダイヤを活用してみてはいかがでしょうか。

(画像:京阪電気鉄道、TOP写真:PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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