画像:JR東日本

JR東日本は2020年11月1日より、AIを活用した突風探知手法を、ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制に導入する。実施区間は羽越本線 今川~羽後本荘間、陸羽西線 余目~清川間。

従来の方法は、ドラップレーダーを用いて上空の渦の探知・追跡を行い、渦の進路を予測。その予測範囲に含まれる区間の運転を中止するというもの。この渦の探知にAIを活用する。

同社が気象庁気象研究所と共同研究を進めてきたAI活用の突風探知手法では、「渦」と「渦でない」画像データをAIに学習させ、ドップラーレーダーの観測データから「渦」をリアルタイムで探知する。渦の補足性能向上、誤探知の軽減により探知精度の向上を図る。

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鉄道チャンネル編集部