都営浅草線、令和5年度までに全駅ホームドア整備目指す 押上駅は京成電鉄が担当

東京都交通局は23日、2023(令和5)年度までに浅草線のホームドア整備完了を目指すと発表しました。
すでに三田線、大江戸線、新宿線の全駅と浅草線の新橋、大門、三田、泉岳寺の4駅でホームドア整備が完了しており、残る浅草線15駅については2021(令和3)年秋から工事を始める予定です。押上駅では、京成電鉄が整備を行います。
浅草線では車両の編成数や扉の数が異なる様々な列車が乗り入れることから、これに対応するため、QRコードを用いたドア開閉連動技術を採用。東京都交通局と株式会社デンソーウェーブが共同開発したもので、地下鉄では浅草線が初めて採用しています。


昭和35年に誕生し、今年開業60周年を迎えた浅草線。ホームドアのほかにも、駅の改装工事や、車両更新など(2021年度までに27編成全ての車両を5500形にする予定)、トータルでのリニューアルプロジェクトを進めています。
鉄道チャンネル編集部